みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
勤務校でも5月6日まで休校が決定し、多くの先生方が課題の配布準備に追われています。
私は…というと、今回もオンライン授業をする予定なので補充プリントはそこまで必要ではありません。
春季休業中にもZOOMを使った授業を展開し、手応えがかなりあったので継続して行きます。春季休業中の様子は過去記事からも見れます。
マジックワード「どうしたらいい? 」
今回も、春季休業中と同じくZOOMで授業を展開するのですが、春季休業中と同じやり方が果たして生徒たちにとって有用なのか?私自身、疑問を持っていました。
そこで先日、「ZOOMでお茶会〜今後の世界史の授業を考える〜」と題してオンラインミーティングを実施しました。
そこで聞いてみました。

春補習のオンライン授業、どうだった?

すごくよかった!
今回も先生ならまたやるんじゃないかって思ってました。

「やってよかった」って私自身もすごく思う。
けど、より良いものにしたいから、授業の在り方をみんなで考えたい。
何かアイディアある?

ZOOMのオンライン授業はすごく楽しかった。みんなとつながっている感じがすごく。けど、内容によっては「もうそこ、わかってるんだけど…」みたいなのがあって、学校の一斉授業のオンライン版って感じでした。やらないよりは全然よかったですけど…
選択世界史の生徒は、きちんと自分の想いを伝えて来ます。
その想いをしっかり受け止めて、次なる一歩を一緒に作っていきたいと思います。
そこで問いました。

「どうしたら良いと思う? 」
マジックワードの一つ「どうしたら良いと思う?」と聞くことで、問題の解決策を彼ら自身が考えていくようになります。(問題解決力)
その中で、私が意識していることは、
「どうするべきだったのだろうか?」と過去を問うのではなく、「どうしたら未来はもっとより良くなるのだろうか? 」と未来を問うことです。
マジックワードについては、こちらの過去記事も参考に↓
そうすると…

勉強する内容を自分たちで決めたい。

確認テストはしてほしい。

どこから手をつけて良いかわからない…
すると様々な想いが出て来ました。
私自身も、春季休業中の授業は一方通行な感じがしていて、オンラインでも通常の授業でも声を上げられる生徒は特定の生徒だけで…私が一番大事にしている「双方向の授業」が不十分だったなぁ〜と反省しました。
そして、話し合った結果

3単位だから、週3回はつながる環境を作ろう。
ただし、各自、勉強する内容は自由。
各自の目標をAimshareでシェアして、
週の終わりに口頭試問(確認テスト)する。
↑のように決まりました。
勉強する内容は生徒の自主性に委ねて、どの国のいつの時代をするかも自由にしました。
とは言え、どの国のいつの時代を学習するかを教員が把握する必要はあるので、そこはAimshareで情報共有するようにしました。
Aimshareについては過去記事にもあります。
どうすれば「させられる」学習から「ワクワクする」学習になるのか? 模索中です。
来週から早速始めます。トライ&エラーを繰り返しながら、より良い授業へと進んで行けたらいいです。
コロナの「今だからこそ」できることがきっとあります。
みなさんもこのピンチをチャンスに変えていきましょうね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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